【冷え性】手足の冷え性がツラい方必見。食材選びで気をつけたい5つのポイント
足先や手足が冷たくなる『冷え性』に悩んでいる方はいませんか?
僕も冷え性に悩まされている一人です。
冬場になると症状が辛い冷え性。
治療方法に『体を温める食べ物を摂取する』という方法があります。
しかし、『体を内部から温める食べ物』の定義って分かりにくいですよね。
そんな『冷え性』を改善できる食べ物について紹介します。
・『冷え性』と『冷え症』の違いとは?
・薬膳の考え方を取り入れる
・体を温める食材の見分け方
この記事では、そんなお悩みを解決します!
混同されやすい『冷え性』と『冷え症』
漢字の『性』と『症』の一文字違い。
混濁されがちですが、この二つには明確な違いがあります。
『冷え性』とは・・・。
生まれつき身体が冷えやすい体質で、気温の変化によって冷たくなるのが冷え性。
この記事で紹介する対策は『冷え性』に有効なものです。
『冷え症』とは・・・。
医学的に病気と診断されたものを指します。
血行運動障害・自律神経失調症などが該当します。
薬膳の考え方を取り入れよう!
『食』から冷え性を対策するには薬膳の考えを参考にしましょう。
薬膳では食材の特徴によって『体を冷やす食材』を隠・『体を温める食材』を陽。
『どちらにも当てはまらない食材』を間性に分類しています。
陽の食材を見分けるには5つのポイントを大切にしましょう。
- 産地や旬
- 食材の色
- 発酵の有無
- 水分を含んでいるか
- 土の中と外のどちらで成長するか
この5点はしっかりと抑えたいですね!
冷え性に効果的な食べ物の見分け方
ポイント1 産地や旬
早速ですが、5つのポイントで最も大切なのが『産地』です。
特に、寒い地域(東北・北海道地域など。)で採れる食材は体を温める働きがあるそうです。
この働きは野菜のみならず、冷たい海で獲れる魚類にも期待ができます。
野菜:かぼちゃ・ねぎ・ごぼう・ニンジン
魚類:鮭・まぐろ・かつお・サバ
ポイント2 食材の色
食材選びで見分けやすいのは『色』です。
見た目で簡単に判断できますね!
赤・オレンジ・黄色・黒など暖色をした作物は体を温めます。
反対に、白・緑・紫などの寒色の食材は体を冷やします。
魚類:鮭・まぐろ
肉類:牛肉・ラム肉・鹿肉
また、魚や肉も濃い色をした赤身の方が効果的です。
しかし、色に関係して注意をするべき野菜があります。
暖色をしている『トマト』です。
詳しくは下記で取り上げていますが、水分を多く含んでいるため体を冷やします。
ポイント3 発酵の有無
また、加工食品としてきにしたいポイントは『発酵』です。
なぜなら、食品が発酵することで『酵素』を生み出すからです。
酵素は体内で消化を助ける作用を持っています。
食べ物を消化する際に熱が発生するので体温を上げることができます。
発酵食品はインフルエンザ対策にも効果テキメンです!
飲み物:紅茶・プーアル茶・ほうじ茶
コーヒーはどうなのでしょうか?
コーヒーは体温を下げる効果があるので注意が必要です。
なぜなら、原料であるコーヒー豆はブラジルなどの熱い地域で収穫されるからです。
ポイント4 水分を含んでいるか
スーパーに並ぶさまざまな野菜たち。
特に、夏場に旬を迎える夏野菜(トマト・ナス・きゅうり)は水分を豊富に含んでいます。
そのため、水分を摂取することで体を冷やしてしまいます。
『冷え性』に悩む人は水分の多い野菜をさけるのが無難です。
また、トマトは暖色をしている野菜の中でも水分量が多い野菜です。
夏野菜は水分が豊富で、生食で食べる機会が多いので気をつけましょう。
ポイント5 土の中・外のどちらで成長するか
食べる野菜が『根菜類・イモ類』かを考える必要があります。
なぜなら、根菜・イモ類は果実自体に熱を持つからです。
例を挙げると、じゃがいもに含まれる糖分は人間の体内でエネルギー(熱)として変換されます。
デンプンなどがエネルギーとして変換されます。
ここで注意をするべき野菜が『大根』です。
大根は白色(寒色)をしている根菜類です。
生で食すと体を冷やすため、加熱調理をして食べましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
寒い時期に辛い『冷え性』についてご紹介しました。
今回のポイントはこちらです!
・『冷え性』と『冷え症』は生まれつきか、病気に依るものかで区別される
・体を温めると食材(陽の食材)を見分ける
・陽の食材を見分けるには5つのポイントを抑える
冷え性の人にオススメしたいのが『食べ物を使った対策』です。
冬にぴったりな料理を食べて美味しく『冷え性』を乗り越えましょう!